Benjamin Franklin done. – Hiroshi Kano

Benjamin Franklin done.

とりあえず読み終えたことにする。audibleで20時間を超えるような長い本は、私には1ヶ月で全文を読むのは無理。後半は通勤の往復2時間で聞き流すことも多かった。彼の人生を振り返ると、イギリスからの移民の子として、1706年にボストンで生まれる。若い頃に、印刷業を営むようになる。フィラデルフィアで新聞、書籍などの出版で成功する。40歳頃に印刷業を引退し(今で言うところのFIREに成功し)、科学技術や政治など、色々なことに携わることになる。科学技術について、電気や熱に関する研究や発明を行った。特に有名なこととして、凧を使って、雷が電気に過ぎないことを立証した。また避雷針を発明し、落雷事故を減らすことに貢献した。このようなことから、まず。科学者として著名になり、Dr. Franklinとして、尊敬を集めた。その後、ペンシルバニアあるいは植民地アメリカの代表としてロンドンとパリで長い期間に渡って外交官としても役割を果たした。アメリカ独立宣言は1776年であるから、フランクリンは70歳となっていたが、独立に大きく貢献した人物の一人として必ず名前が挙がる。1790年にフィラデルフィアにで、84歳で死去。

アメリカは、1620年にピューリタンがメイフラワー号でマサチューセッツ州プリマスに渡ったころが、本格的な移民の始まりと思われる。メイフラワー号は66日をかけて大西洋を渡った。B. Franklinの父親がアメリカに渡ったのは1683年。その理由は主に経済的なことであると記載されている。B. Franklinはアメリカとイギリス、フランスを何度も行き来している。最初にロンドンに渡ったのが1724年で、最後にフランスから帰ってきたのが1785年。

欧米の歴史は初めて知ることが多い。B. Franklinはフランスで外交官(外務大臣)のような立場で交渉にあったようである。その頃をのフランスはルイ16世が統治しており、Franklinはマリーアントワネットとも交際の場があったようである。フランス革命って、もっと昔のことかと思っていたが、1789年から1795年のことなんですね。200年あまり前のことを、それほど昔でもないように感じるのは自分の年齢のせいであろう。